ほとんどの人は家を買うときに住宅ローンを契約しますよね。いくら安くなっても金額が大きいので金利はバカにできません。住宅ローンの賢い繰り越し返済について考えます。
金利と支払い金額の関係
1000万円借りたときの金利×年数×総額の関係性。
2%で35年借りると2000万円返す必要があります。
※下のグラフは返済せずに借りていた場合
繰り越し返済のタイプ
大きく分けて二通り。
返済期間を短くするか、返済金額を減らすか。
一般的に返済期間短縮のほうが利息の総額は押さえることができお得に見えます。
我が家の繰り越し返済計画
繰り越し返済をすれば貯金残高が減り、もしもの支出や景気による収入減に対応できなくなるかもしれません。
返済方法も期間短縮はお得ですし将来楽になりますが、今は恩恵を感じることができません。なけなしの貯金を減らしたのにです。
そこで我が家の作戦ですが、まずは住宅ローン減税期間は繰り越し返済をしません。減税期間終了時の金利により、繰り越し返済にかける金額を決めたいと思います。
金利が住宅ローン減税の1%より低く、減税額を満額受けれるほどの税金を納めていれば、繰り越し返済をするメリットはほぼ無いといえます。
金利が1%前後であれば、返済よりも株や投資信託を持っているのもアリと思います。
繰り越し返済は、始めは60才で支払いを終えるように期間短縮で返済します。将来何歳まで働くか分かりませんが、再雇用による収入減少の不安がありますし、利息低減効果の大きい期間短縮タイプの返済を行います。
その後は月々の返済額を減らします。
我が家は子育て期間と住宅ローン返済はどうしても避けられないので、月々の負担を減らし、教育や生活資金に余裕を持たせます。
お金が一番必要なのは老後でしょうか?
私は教育費、生活費が増える子供が高校から大学にかけての時期だと思います。老後は夫婦でつつましく暮らすつもりですし、子供が自立すれば生活費も下がるとみています。
住宅ローン減税終わったタイミングの金利次第で作戦変更するかもしれません。決めつけずに柔軟に判断したいと思います。
繰り越し返済の金額
金融機関毎の手数料を確認しましょう。