アルコール摂取量と健康リスクは相関有
「酒は百薬の長」と呼ばれていましたが、最近はアルコール摂取量はゼロが良いという風潮に変わっています。「アルコールを摂取しない人より少量のアルコールを摂取している人のほうが健康」という統計課結果を都合よく信じていた時期もありましたが、「不健康な人はアルコール飲めないんじゃないか?」という当たり前の事実に気づいてしまいました。正式な研究機関が少量であってもがん(特に乳がん)の可能性は上がるという研究結果を発表しており、飲酒の量が増えるほどリスクも増加するのは間違いない様です。1日ビール1~2杯が望ましい模様。
肝臓は沈黙の臓器
肝臓は神経が通っておらず、ダメージを受けても痛みなどの自覚症状が無く、相当悪くなるまで異常に気づきません。健康診断や人間ドックなどで肝臓の病気を早期に発見することが大切。肝臓にダメージを与える要因としてアルコールはもちろん、睡眠不足や夜更かし、食べすぎやストレスなど、日常生活によって誰しもダメージを与える可能性がある。
アルコールと肝臓病
お酒の飲みすぎにより肝臓病が引き起こされます。
1段階:脂肪肝(だれでも可能性あり)
2段階:アルコール性肝炎(死亡すること有)
最終段階:肝硬変(完治が困難)
肝臓がなんらかの異常により肝細胞が破壊されると、酵素が血液に漏れ出し血中濃度が高くなる。代表的な肝機能の指標となる酵素として、AST(GOT)、 ALT(GPT)がある。
AST (GOT)、ALT(GPT)とは
アミノ酸を作り出す働きを持つ酵素です。肝臓や心臓、筋肉などに存在し、これらの臓器に障害が生じると、数値にもすぐに異常が現れます。そのため、肝機能障害、心筋梗塞などを発見する際の重要な手がかりとなります。
お酒を辞めずに健康でいたい。サプリメントで確率を上げられないか?
ネットで調べたところ、肝臓に良いとされる成分としてオルニチンと肝臓エキス(肝臓水解物)がある模様。様々なメーカーから販売されていますが、安価にAmazonで買うことができるDHC製品を選択しました。
以下に書きますが、今回はウコンを除外しています。
・オルニチンの摂取により肝機能が改善できる
※オルニチンが多く含まれる食品・・・しじみ、キハダマグロ、チーズ等
・肝臓エキスには様々な種類のアミノ酸や細胞が作るときに必要な「核酸前駆物質」が含まれており、細胞の生まれ変わりを助ける。
ウコンと肝障害
二日酔い対策として飲み会前にウコンを飲む人も多いと思います。当然、肝臓にとって良い成分が入っていると思い調べたところ、「ウコンにより肝障害が引き起こされる」という記事を読み今回はウコンを除外しました。ウコン自体が肝臓の負担となる他に、アレルギー性によるもの、また、ウコンに含まれている鉄分の過剰摂取により引き起こされるものが報告されているようです。
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