分散投資の1つとしてコモディデ(Commodity)への投資を検討します。コモディディの中でも貴金属(金・銀・プラチナ)の必要性について考えたいと思います。
投資対象としての魅力
・株式と組み合わせることで分散投資になる
・貯金に比べインフレへの対策になる
・流動性が高く換金しやすい
・生産量に限りがあり価値がゼロになる可能性が非常に低い
反対にデメリットは
・配当金がない(お金を生まない)
・保有していると保管費用、手数料がかかる
に尽きると思います。収益を上げるには手数料以上の値上がりが必要です。
コモディディへの投資方法
貴金属投資への代表格といえばやはり金(ゴールド)でしょう。主な金への投資方法は以下の3つです。
・現物
・純金積立
・ETF
現物を保有することは盗難だけでなく紛失の懸念もあります。東日本大震災では津波で金庫ごと流されてしまい、後で見つかっても所有者であることを証明するのが難しいという話を聞いたことがあります。一般的には純金積立とETFの投資が選択肢になります。
楽天証券の純金積立では購入時に1.65%の手数料がかかります。さらに純金積立ではFXにように売買時の差額が発生します。
金は約1.3%、プラチナは3.6%、銀は4.8%の差額が発生(2021/9/27時点)10年以上の長期運用を前提とすれば純金積立にメリットがありそう。しかも年間50万円までの特別控除といった税制上のメリットも受けられます。
結論
・現時点では金・銀・プラチナへの投資はしない
金・銀・プラチナへの投資する目的は、株式とは違う値動きをする資産への分散投資であり守りの投資。しかし、金・銀・プラチナは株式に比べ収益性の期待が小さく資産増大への手段としては最適ではない。資産形成が終了し守りを重視するフェーズになるまでは株式・債権へ投資していく。
守りを重視する状況とは子供二人と嫁を養うことができる資産ができる or 仕事を辞めた時かなと思っています。