お金が育つ投資のレシピ

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私のお金は大丈夫?銀行や証券会社が破綻しても全額保証してもらえる方法

銀行や証券会社が破綻したら私のお金はどうなる?

今回の記事の結論です。

銀行預金:預金者1人当たり金融機関毎に1,000万円まで補償

証券会社:株式や投資信託は全額保証

 

銀行預金は万が一破綻した場合でも『資金援助方式』または『ペイオフ方式』により1金融機関1預金者あたりの元本1,000万円まで保護されます。

証券会社に預けている金融資産は『金融商品取引法』により分別管理が義務づけられています。証券会社が破綻しても預けた資産は全額返済されます。万が一、証券会社が義務を怠っても『投資者保護基金』により1,000万円まで補償されます。

◆各証券会社の対応
SBI証券
楽天証券
auカブコム証券
大和証券
松井証券
MONEX証券

注意!貸株は保証対象外

貸株とは保有している株式を証券会社に貸して金利を得るサービスです。ただ保有しているだけの株式から金利が得られるサービスですが、貸株サービスで貸し出した株式は分別管理や投資者保護基金の保護対象外となります。

 

1,000万円以上でも大丈夫。銀行預金を全額保証する方法

通常の預金は1,000万円までにしか保証されません。お金持ちは多くの銀行に分散して預金をしているのでしょうか?何十億円も預金のある大企業は怖くてお金を預けることができなくなってしまいます。
『決済用預金』をにすることで預金を全額保証してもらうことができます。決済用預金とは当座預金・利息のつかない預金などを指します。

 

当座預金とは?
当座預金とは、事業用の決済口座のことです。入出金には所定の手続きが必要で、普通預金のようにATMで自由に入出金ができません。銀行の当座預金口座に預け入れた後、支払いは小切手や手形を振り出す形で行います。以下の図は、銀行に預け入れた金銭が払い出されるまでの流れです。

引用元:当座預金と普通預金の違いは?メリット・デメリットまで解説! | マネーフォワード

 

普通預金の違い。当座預金の特徴
・利息が付かない
・預金は全額保証
・ATMで入出金出来ない
・引き出しに制限なし
・当座借越あり(残高がマイナスでも一定額まで銀行が立替)
・解説に審査あり

通常、銀行は我々の預けたお金を貸出し利益を得て、その一部が利息として私たちに還元されています。決済用預金にすると銀行はそのお金を運用しない為、破綻時にも全額保証されます。