お金が育つ投資のレシピ

目的に向けてお金を育てる為の情報を紹介します

人生の目標は?資産目標の考え方

資産運用の目的を整理し、目標資産額を明確にします。

 

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)

自身の目標と方向性を整理するためにミッション、ビジョン、バリューで形で考える。私は健康な状態で経済的自由を達成することが目標だということが認識できました。

Mission『為すべきこと』

・人生を楽しく生きる

Vision『あるべき姿』

・経済的自由
・生活の為に時間拘束されない
・心身ともに健康

Value『やるべきこと』
・生活費・娯楽費を不労所得で得る
・健康的な食事と生活習慣

 

経済的自立に必要な資産を考える

経済的自立に必要な不労所得を得るための資産を以下の手順で考える

① 平均的な生活費の把握
② 目標年収の設定
③ 年金受給額の把握
④ 必要資産額の算定
⑤ 達成方法の検討

 

① 平均的な生活費の把握
総務省の家計調査結果から老後に必要な生活費を把握する。
・65歳以上の夫婦世帯:約26万円
・独身世帯:約15万円
夫婦がゆとりある生活を送るには月35~40万円必要といわれる。

参照:家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)|総務省統計局

 

 

② 目標年収の設定

体が動く50代のうちに退職し、旅行や趣味を楽しむことを目標とする。早期退職では定年まで働くよりも未来に対するリスク(変動)が大きくなる為、余裕を持った目標を設定する。老後夫婦がゆとりある生活を送るための生活費月40万(年収600万相当)以上を目標に設定する。

 

◆目標の生活費

・~80歳     :月61万円(年収1,000万円相当)

・81~90歳:月50万円(年収800万円相当)

・91歳~    :月39万円(年収600万円相当)

 

◆年収×1ヵ月当たりの生活費の関係

年収(税引前)
手取り(目安)
1ヵ月の生活費(目安)
300万円
240万円
20万円
400万円
312万円
26万円
500万円
396万円
33万円
600万円
468万円
39万円
700万円
528万円
44万円
800万円
600万円
50万円
900万円
660万円
55万円
1,000万円
732万円
61万円
1,100万円
792万円
66万円
1,200万円
864万円
72万円
1,500万円
1,032万円
86万円
2,000万円
1,308万円
109万円



年金受給額の把握

2023年時点の年金シミュレータを使い年金受給額を見積もる。年金受給額は納付期間と平均年収で決定。年金制度変更を考慮し厳しめに見積もる。

平均年収600万円、専業主婦、受給開始70歳とした時、納付期間毎に一か月の年金受給額は14.9万円(10年間)、17.0万円(20年間)、20.5万円(30年間)、24.5万円(40年間)。

参考:年金シミュレーション – 三井住友銀行

 

リタイア年齢×必要な資産額
ゆとりある老後生活に必要な生活費を80歳までを年収1,000万円相当、81~90歳を年収800万円相当、91歳以降を年収600万円と設定。

※株式運用利回りは5%を想定
※株式から現金に換金時にかかる税金を20%と設定
※70歳から年金受給開始、80歳以降は資産全てを現金化
※生活費は高齢化に伴い減少
※年金額は夫婦で月19万(平均年収500万円、納付期間28年間、専業主婦)

参考:年金シミュレーション – 三井住友銀行

 

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