WIFIルーターには様々な価格の物がありますが、スペックを見ても専門用語が多く、良し悪しが分かりにくいです。
初心者がWIFIルーターを選ぶときに最低限チェックするべき項目をまとめてみました。
初心者がチェックするべき項目は下記の4点です。
【要点】
①通信規格は11acを選ぶ
②範囲と同時接続数で選ぶアンテナ数を選ぶ
③ビームフォーミングで選ぶ
方向を絞り対象まで電波を届きやすくする技術 ※必要であれば
④値段で選ぶ
【簡単な説明】
①通信規格は11acを選ぶ
上限速度は通信規格で決まります。
最も早いのが11acで、他の規格とは5倍以上の差があります。最近ではスマホも11acに対応していますし、WIFIルーターの値段も安くなっていますので11ac以外を選ぶ理由はないと言えます。
11acは5GHz、n/g/bは2.4GHzの通信規格。
5GHzの方が速度が速い規格です。他の家電と周波数帯が違うため、混雑せずに使いやすいという特徴があります。2.4GHzには壁などの遮蔽物に強いという長所があります。その為、ルーターから距離がある場合は、2.4GHz帯の方が早いこともあります。
多くのWIFIルーターの箱には「◯◯ + ◯◯Mbps」という記載がありますが、これが最大速度を表しています。
例えば「1733+800Mbps」であれば5Ghz帯で1733Mbps、2.4GHz帯は800Mbpsが最大速度という意味です。
②範囲と同時接続数で選ぶアンテナ数を選ぶ
目安はワンルームや二階建ては2×2、三階建て以上は4×4 です。
2×2という表記は送信用と受信用のアンテナを2本ずつ持っているという意味です。
最近はWIFIに接続する機器が多い為、少し大きめを買っておきたいところです。
③ビームフォーミングで選ぶ
ビームフォーミングとは、スマホやパソコンの位置を把握し、電波の送信方向を絞ることで対象まで電波を届きやすくする技術です。
通常の電波は円状に送信していますが、ビームフォーミングによって方向を絞ることで、強い電波をより遠くまで送ることができ機器が接続しやすくなります。
④値段で選ぶ
機能が満足したらあとは値段と相談しましょう。
少し高いですが見た目がおしゃれなルーターもあります。