お金が育つ投資のレシピ

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テンバガー銘柄(10倍株)の共通点と傾向。基本的な特徴を抑えよう。

 

テンバガー(Ten Bagger)とは価格が10倍以上に上昇する大化け株を指す米ウォール街の業界用語。どんなに不景気な年でもテンバガー銘柄が出現する可能性はあります。宝くじと違い、日本株約3800銘柄しかない & 明らかに成長見込みのない企業を除くことができることを考慮すると、投資を続けていればテンバガーに出会える可能性は十分あります。少しでも出会う可能性を上げるためにテンバガー銘柄の共通点や傾向を知ることは重要です。

 

テンバガー(10倍株)の多い業種は?

テンバガー銘柄と聞くと短期間で一気に株価が上がるというイメージがあるが、実際には5~10年かけて上昇することが多い。今回は10年間でテンバガーを達成した75銘柄を分析をした結果、上位3つの業種で60%以上を占める。

 

テンバガーの多い業種

・サービス業

・情報・通信業

・小売業

近年はIT関連から多くのテンバガー銘柄が排出されている。

 

10年間にテンバガーを達成銘柄

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 テンバガー達成銘柄の業種割合

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テンバガーを狙える銘柄の傾向は?

 多くのテンバガー銘柄は以下の項目が当てはまります。

 

株価・指標

・株価500円以下の低位株

新興市場東証2部・マザーズジャスダック

時価総額150億以下

・売上経常利益率が10%以上(期待を含む)

・上場経過年数が短い

 

企業のビジネスモデル

・時代のトレンドに乗っている

・グローバルで戦えるニッチ製品のトップ企業

・ビジネスモデルに強みがあり成長産業に進出

 

状況

・時代のトレンドに乗り短期間で一気に上昇

・株価が大きく低下後に業績回復によるV字回復

・成長株が長期間かけて上昇